プレゼントの形は年齢とともに変わる
母に「何が欲しい?」と聞くと、ほぼ決まってカバンを欲しがりました。
「去年もあげたやん」と少々呆れて言えば、「ちょっとお出かけする時用のが欲しい」「斜め掛けできる小さいのが欲しい」と返ってくるのです。
私もカバンが好きなので、その気持ちはよく分かります。
どこかへ出かける際に、「こんな時にこういうカバンがあればいいのに」と思うことは、カバンに限らず、洋服や靴でも同じですよね。
母に誕生日プレゼントを贈るのは、私が社会人になってから始まった、ごく自然な習慣でした。
母が70歳を過ぎるまでは近くに住んでいたので、毎年一緒にデパートを巡り、離れて暮らすようになってからも、帰省のタイミングでショッピングに行ったものです。
しかし、80代になった母は、やがて形に残る物を欲しがらなくなりました。「もうプレゼントはいいわ」と言われ、一旦やめることにしたのです。
最高のプレゼントが『一緒に過ごす時間』になったワケ

母へのプレゼントを再開したのは、私が結婚してからです。
いつの間にか、夫が母の誕生日にフルーツを送ってくれるようになりました。
母はフルーツが大好物なのですが、「高いし贅沢品だから、そうそう買えるものではない」と常々言っていました。
そんな大好物が毎年届くようになったのだから、もう大喜びです。
お礼のLINEから喜んでいる顔が想像でき、こちらまで嬉しくなります。
私も毎年、母の日にフルーツジュースやゼリーを送っています。
昔はお酒が好きだった母が、今では口当たりのいい甘いものを好んで食べるようになりました。
帰省や旅行の際には必ずお茶をして、一緒に甘い物を食べるのが私たちの楽しみです。
私たちが贈るプレゼントは、形に残る物から、その時々を楽しめる贅沢へと移り変わっていきました。
そしていつの間にか、「一緒に過ごす時間」が母への最高のプレゼントになっていたのです。
心に残る時間を贈る 2 つのアイデア
モノよりも記憶に残るプレゼントを―。
大切な人との時間は、形には残らなくても心に深く刻まれるものです。
ここでは、一緒に過ごす時間を特別な思い出に変えるための、具体的なアイデアを2つご紹介します。
旅行で一緒に作る「特別な思い出」
離れて暮らしているからこそ、数日間の旅行は特別感が増しますよね。
中でも私が特に印象に残っている旅行を、2つご紹介します。
一つ目は、2021年のWEST EXPRESS 銀河で行った宮島への旅です。
WEST EXPRESS 銀河:JRおでかけネット
母は電車の旅を特に好み、ただボーっと車窓を眺めるのを至高のひとときとしていました。
二人で座って、時々おしゃべりをして、ただ何をするでもなく過ごす時間は、毎日の忙しさを忘れる贅沢な時間となりました。
二つ目は、京都旅行です。
「行ったことがない」という母の希望で、三千院に行きました。
地元が関西なので、特別な“旅行感”はありませんが、高齢になった母は遠出が少しずつおっくうになってきたようです。
近距離のため、ゆったりとしたスケジュールで観光できたのが良かったですね。
旅行先はいつも母のリクエストを聞き、私が移動方法や宿泊先を調べてスケジュールを立てます。
その際、いつも利用するのが「Yahoo!トラベル」と「じゃらん」です。
両サイトを比較すると、会員特典やキャンペーン、ポイント活用の有無で料金が変わることがあります。
選択肢が多すぎると疲れてしまう私には、この二つのサイトでお得な方を選ぶのがちょうどいいのです。
食事で味わう「贅沢なひととき」
頻繁には会えないからこそ、一緒に食事をする時間を大切にしたいですよね。
たまに高級なお店を予約して贅沢な時間を味わうのもよし、実家で気兼ねなく食事するのもよし、どちらも素晴らしい思い出になります。
贅沢を楽しむなら
外食時のお店探しで私がよく利用するのは、一休.comです。
自分で一から調べるのも楽しいですが、あまり時間がない時や比較して選びたい時に利用しています。
タイムセールをしている時もあり、タイミングが合えば、高級店がお得に利用できるチャンスも。
いつも通りを過ごすなら
実家の近くに、回転ずしのお店があります。
昔から「帰省した日の夜は回転ずし」と何となく決まっていて、お店が混み合う前に早めに食べに行くのが恒例です。
特別感はありませんが、「ああ、帰ってきたな」と安心できる場所になっています。
結論:一番の贈り物は感謝の気持ち
母親へのプレゼントは、高価な物や特別な体験だけではありません。
離れて暮らしているからこそ、「会うこと」そのものが一番のプレゼントになります。
お母さん、いつもありがとう。
言葉で伝えるのは照れくさいので、これからも「一緒に過ごせる大切な時間」を贈りたいと思います。



